協力会社から受け取った紙やPDFの納品書から、文字認識を使用し、品名や数量、単価などを読み取り、Excelファイルに出力するWebシステムを開発しました。
システム導入前の課題
協力会社から受け取った納品書の品名や数量、単価を手入力でExcelに入力し、商品の単価の値上がりや決算時の棚卸しの最新情報などを管理している。しかし、工数がおよそ10人日/月かかってしまうのと、品名や単価を打ち間違えて正しい情報が取れなくなってしまうことが課題となっていた。
解決策
協力会社から受領した納品書をOCRで自動読取し、品名・数量・単価データを直接Excelへ連携する仕組みを導入する。これにより手入力作業を大幅に削減し、月10人日の工数を圧縮できる。あわせて目視確認を行うことで、単価の打ち間違いや登録漏れを防止し、値上がり状況や棚卸情報を正確かつタイムリーに把握できる体制を構築する。
導入後の効果
システムを導入すると以下のメリットがあった。
- 工数の削減(入力作業が50%~80%削減)
- コスト削減(人件費が10人日→3人日削減)
- ヒューマンエラーの防止
- データ活用・経営の可視化(単価の上昇をすぐに確認、他社比較可能)
今後の展望
OCRで蓄積したデータを基盤に、仕入単価の推移分析や協力会社別の価格比較を高度化し、購買戦略の最適化へつなげる。さらに会計・在庫管理システムと連携し、発注から支払・棚卸までを一元管理することで、原価のリアルタイム把握と迅速な意思決定を実現する。将来的にはAIによる価格変動予測や自動発注への展開も視野に入れ、経営基盤の強化を図る。

